AXE-FX IIIの出力設定ガイド
- 2026.04.07
- effector
この記事は以前、違う媒体で書いていました記事をリライトしてます
話題が古いのですがあまり知られていない要素でもありますので再度記事にしてました
僕はギターを弾いておりまして、メイン機材にfractal audio systemのAXE-FX IIIを使用しています
無印なのでIIIが出た最初の機種です
今回はAXE-FX IIIのOUTの使い方 についてシェアさせて頂きます
FM3とか他の兄弟機については当てはまりませんので、その点はご了承ください
AXE-FX IIIには OUTが4系統 あります
OUTPUT 1 (L+R): XLRおよび1/4インチTRS端子でPA卓やパワーアンプ
OUTPUT 2 (L+R): XLRおよび1/4インチTRS端子でサブメインやモニター
OUTPUT 3 & 4 (L+R): 1/4インチTRS端子(Humbuster対応)4ケーブルメソッド(4CM)などのルーティング
OUTが豊富なので僕みたいな同期を使うバンドであれば、下記の様な事も出来ます
【自分のギターをリアルアンプとPAでMIXする場合】
- 全体オケ(シンセ等)
- ドラムに送るクリック
- ギターをパワーアンプへ出力
- 自分のモニター用の出力
【自分のギターはリアルアンプでオケの数を増やす場合】
- 全体オケ(シンセ等)
- サイドギターのオケ
- ドラムに送るクリック
- ギターをパワーアンプもしくはPAへ出力
このように、4つの役割に分けて出す事も可能です
AXE-FX III以外の機材でも、OUTが多ければこの様な感じで1台で組む事が可能です
AXE-FX IIIを使って同期をするやり方
今時は同期のバンドも多いのであまり需要のない話題になるかも知れませんが、AXE-FX IIIとPC / Macを使って同期したい方へ向けて共有させて頂きます
AXE-FX IIIには、オーディオインターフェースが内蔵されてます
ご存知の方も多いですが必要機材としてはDAWがインストールされてるPC / MacがあればOKです
※DAWの設定は別記事にします
AXE-FX IIIの方では各INとOUTの設定が必要になります
設定はPC / Macのエディターを使えば簡単です
ただ、僕も海外とかの記事を読んで得た知識なので、理屈が分かっていない箇所もあります
こちらの設定で数年ライブしてますが問題なく稼働していますので真似してみてください

こちらのスクショはOUT1はリアルアンプ、OUT2はPAもしくはイヤモニ、OUT3はドラムのクリック、OUT4は全体のオケを想定した場合になります
皆さんの使い方に適宜変更ください
- IN1 → OUT1 をギター(パワーアンプ )
- IN2 → OUT2 をギター(PAもしくはイヤモニシステム)
- IN3 → OUT3 をドラムへクリックのみ送る
※別途PC / DAWを同時使用 - IN4 → OUT4 をPAへオケ送信
※4だけはIN4ではなく「Input USB」 を使います。
ここで疑問なのが、「なぜIN3はInput USBじゃなくても良いのか?」という点なのですが、ここは僕も分かっていませんし、Input USBは1つしかありません
僕もまだ理解しきれていないのですが、とりあえずこの設定で動いています
この段階だと、4のオケは出ますが3のクリックはまだ出ないと思います
そのため、クリック用にInput 3 Source を本体の方で「Digital」に変更する必要があります

本体からのアクセスは以下になります
SETUP → I/O → AUDIO → Input Configuration → Input 3 Source
今回、IN3が対象なので、Input 3 Source を変更します
ここで初期状態の ANALOG を DIGITAL に変更すると、クリックが出るようになります
マニュアルを読んでいて、「おそらくこの事かな?」と思いながら触ってみたら音が出た、という感じでした
何度も書きますが理屈は正直よく分かっていません…
PCから入ってくる音はデジタルなので、その関係なのでしょうけど
1点だけ注意があります
もし、ライブでギターのプリセットを1つしか使わない方でしたらこちらまでで問題ないのですが、
僕はそうなのですが、曲ごとプリセットを変えてる方はすべてのプリセットで同じように4つのIN / OUTのレイアウトを組んでおく必要があります
これをやっておかないと、違う曲用のプリセットに変更した際、ギターのみしか音が出ず、オケとクリックの信号が通らなくなります(オケとクリックの音が出なくなる)
忘れ防止のため、僕はMacのデスクトップにプリセットデータをエクスポートしておいて、新曲用に音作りする度に、そのデータを使って音作りする様にしています
今回の記事はかなりニッチな話でした
数年AXE-FXIIIをライブで使用しているのですが対バンで使ってる方にお会いした事がありません
また、行きつけの楽器店の担当から聞いた話ですと、ほとんどのユーザーはOUTを1系統のみしか使用しないそうです
需要がほぼないから情報が少ないので今回記事にしてみました
ライブの同期以外でOUTの使い方を考えた事はありませんが、OUTが豊富ですと色々と便利な事が確かです
不要であれば無理に使う必要も無いとは思いますが、AXE-FXIIIはプロ用のフラッグシップ機器ですので面白い使い方はまだまだあると思います
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